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『堂島孝平生誕祭 -2020-』@恵比寿 LIQUIDROOM


Last update:2020.03.04

2/22(土)・2/23(日) 2 days。

 

どちらの日に行こうか迷って決められずにいたら、先日の佐野元春「Café Bohemia」トリビュートで、歌い終わりのキメポーズと小走りの退場が元春そっくりで最高だったのが嬉しくて、両日行くことに決定!

 

オープニングからアッと驚くような演出。

昨年も凝ったオープニングだったので、トリビアの泉を模したという堂島本人の登場は、ある意味想定内だったが、バンドメンバーたちが既にステージ上にスタンバイしていたことには気付かず、暗幕を跳ね除けるように突然現れたのには意表を突かれ驚いた。しかも背中には羽が!

 

今年は何と言っても、『さよならレオ』がセットリストに入っていたことが本当に嬉しかった。この曲をライヴで聞ける日が来ようとは!

ガオガオはリアルニックネームなのもあり、この曲を聞くと自分を呼ばれた気がしてしまう。いつかライヴで聞けたら嬉しいだろうな…と思っていた。

 

堂島のライヴには、2015年の 20th から毎年生誕祭には足を運んでいるが、定番曲ではないようだし、昔の曲だからもう演らないのかな…と半ば諦めかけていた。というか、すっかり期待することを忘れていた。

 

呼ばれてハッ!とする。

堂島の歌だけでなく、メンバー全員が今この瞬間にこの曲を奏でてくれているのだと思うと感激で、想像を遥かに超えた嬉しい現実に、立ちすくむ。

 

2日目は心の準備をしてじっくり聞き入る。ふとした瞬間の鹿島達也のベースフレーズに耳を奪われ、奥田健介のギターは語りかけてくるよう。特にラストは哀愁の悲鳴に聞こえ、泣いた。

 

『さよならレオ』が収録されている「WHITE AND BLUE」を買ったのは 2014年のこと。それが初めて買った"堂島孝平の" アルバムだったという偶然。ライヴで聞けたことで、改めて何かご縁を感じる。

 

国民的人気アイドルとも親交の深い堂島ならではの趣向を凝らしたステージ演出も、ファンには笑い処でもあるが、分身の術で本当に5人(6人?)に増えたようにも見えたし、LIQUIDROOM が一瞬ドームになったかと錯覚した瞬間もあった。

 

アンコールでは昨年のオープニングを再現。お面でメンバー全員が堂島に扮し、ハンドマイクでラップに合わせてダンス。昨年は、あれで自分がその場にいることに違和感を感じてしまったのだが、2度目、3度目ともなると慣れてくるものだ。いささかの心配は杞憂に終わり、楽しい、愉しい2日間だった。

 

改めておめでとう。そして、ありがとう!

 

※ yasu さん(@yasupopstar1975)の Set List tweet

https://twitter.com/yasupopstar1975/status/1231560317223632896

を参考に全22曲中19曲のプレイリストを作成。

https://open.spotify.com/playlist/09tTPrJYxp5ZMatbCU6KVW?si=twUGaSUUTQ6PCAKpIdCt2Q


堂島孝平

小松シゲル/鹿島達也/奥田健介/渡辺シュンスケ/Sugarbeans


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