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懐かしの地巡り《飯田橋~神楽坂~麹町》


Last update:2017.03.10

飯田橋(RAMLA~紀の善)

飯田橋は、神楽坂に下宿していた20代の数年、最寄り駅として利用。またその前後で職場としても馴染みだった場所。

 

まずは駅ビルRAMLA から。中に入っている店は随分変わってしまったけれど、ここの文具店で、課題提出用の絵コンテ用紙を買ったことを思い出す。

 

そして紀の善。当時はそんなに来なかったけど、すぐそばの不二家ペコちゃん焼きは、友だちとよく食べた。「日本でここだけ!!」というのも昔と変わらず。種類は更に豊富になっている。

紀の善では抹茶ババロアをいただく。ババロアの抹茶の苦味と、ホイップクリームと、餡のほどよい甘さのハーモニーが絶妙で、ゆっくり味わう。

 

神楽坂を上り、横路に入ると銭湯発見。ここは映画「ハローグッバイ」で知った菊地健雄監督の、「マチビト〜神楽坂とお酒のハナシ〜」に出てきたところだと思う。YouTubeで見て懐かしくなったのは昨年11月。昔ながらの造りの家屋も多く、街並みを眺めながら路地裏をうろうろするのは楽しい。

 

元の道筋に戻ると五十番も健在。まだ新しそうな店舗で改装したのかと思い尋ねると、一本道を挟んだ隣に移転したとのこと。場所が変わったことには気付かなかった。お土産に元祖肉まんを購入。

 

※映画「ハローグッバイ」

https://www.youtube.com/watch?v=P_6vlqeSMmA

※「マチビト〜神楽坂とお酒のハナシ〜」

https://www.youtube.com/watch?v=HcJZkNkY7gE



神楽坂(玉の湯~袖摺り坂)

神楽坂下宿時代に通っていた、第三玉の湯。先日の京都旅行で寄った日の出湯で思い出し来てみたが、健在なのが嬉しい。寒い日は特に、出不精でぐずぐずして、閉店間際(確か深夜1時まで)に滑り込むという、ギリギリ追い込まれてやる気を出すタイプは、昔も今も変わらず。
下宿先は建て替えたようで、当時の面影はない。よく歩いた袖摺り坂も綺麗になってはいるが、"道"は懐かしい。牛込中央通りを抜けて市ヶ谷へ。

 

お堀沿いで写真を撮っていると、年輩の穏和そうな男性に話しかけられた。日々の散歩コースらしく、あそこに水仙が、もっと先にはたくさん沈丁花が、この花の蕾は1ヶ所に7つあって、雄しべはピンセットで数えると30本くらいある…など、詳しい。

目の前に見えてるのに、気にして見たことなかった…と興味津々耳を傾ける。一期一会の出会いと会話は面白い。



麹町(東京ビジュアルアーツ)

母校、東京写真専門学校。現在は学校名が変わってしまったが、建物は昔のまま。30年経ったのに綺麗だ。

 

2年間、昼間働きながら通学。登校すると、夜なのに「おはよう」と挨拶を交わす、業界を目指す輩が集まっていた。

1年目は川崎の職場から、有楽町駅でJRから有楽町線に乗り換え麹町へ。仕事が忙しいと遅刻も増えたので、2年目は飯田橋に職を見つけてそこから通った。

 

習ったことはほとんど忘れてしまったけど、働いて貯めたお金で学費を払ったほど、「夢」に挑戦したかった。挑戦しよう!と思ったきっかけが、HOUND DOG「ff(フォルティシモ)」

 

激しくたかぶる夢を眠らせるな

あふれる思いをあきらめはしない

 

単純だ(笑)

 

この日の live 会場はここから徒歩約10分。それで、この懐かしの地巡りを計画。良く歩いた!


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